派遣キャバ嬢リカのNO1への道

これは私がたくさんの人々の支えのおかげでNO1になっていくまでの物語

誕生

「在籍」

派遣という形ではなく、お店に籍を置くということ。

大山「いかがです??。1回体験入店に行かれてみては??」

在籍・・・。

「在籍の方がお金がいいんですか??」

大山「そうですね。バイトと正社員みたいなもので、派遣はその場をつなぐだけですが、在籍の方はお客様を呼んだりなどの可能性ができるので時給が出るお店もあります。」

なるほど・・・。

ただ・・・。

「在籍もいいんですが、彼氏にはバレませんかね??」

そう。私には大学に入って1年目に付き合い始めた彼氏がいる。

大山「基本的に言わなければばれないとは思いますが、説明しておいた方が辞めさせられるリスクは減るかもしれません。」

彼に説明・・・。

いや、無理だ!!

他の男の子と話すだけでやきもちを焼く人なのに・・・。

大山「あとは物事の優先順位の話になりますね。なんのためにここに来たのか??」

なんのため・・・。

お金を稼ぐため。。

お金を稼いで、自分と弟の授業料を・・・。

大山「彼氏という存在が大事なのはわかりますが、彼氏の言うことを聞いてもお金は発生しないかもしれません。自分が来ようと思った動機のお金を手に入れられるかどうかはご自身の判断になります。」

「わかりました!。彼に話してみます!」

そう!。ちゃんと伝えれば分かってくれるはず!

彼なら!!

大山「では派遣の方も登録しておきます。源氏名は何にします??」

説明が終わり、大山が問いかける。

源氏名??」

大山「そうです。女優さんたちが使う芸名のようなものです。」

芸名・・・。

「みんなどうやって名前を決めるんですか??」

大山「好きなアーティストだったり、女優さん。友人の名前など・・・。」

「うーん・・・。」

どうしよう。

大山「あとは自分の名前の順番を入れ替えたりとか・・・」

入れ替え、、、反対から読んで・・・。

リカ「リカでお願いします!!」

大山「かしこまりました!。リカさんで登録しておきますね!!」

ここに派遣のキャバ嬢「リカ」が誕生したのでした。。